こんにちは。
たかはし鍼灸院・接骨院の髙橋です。
ようやく暑さが落ち着き、過ごしやすい日がくるなぁと思っていたら、急に寒くなり分厚い上着が必要になってしまいました。。。
みなさん、体調はいかがでしょうか?
10月にはスポーツの日がありましたね。
スポーツやハイキング、登山など、身体を動かしやすい気候。
ただ、急に気温が下がるこの時期、起こりやすいスポーツ障害の一つに『肉離れ』があります。
筋肉に急激な負担がかかる事で起こりますが、
その背景には準備運動が足りなかったり、柔軟性が低下していたり、疲労が溜まっていたり、年代や運動強度により様々です。
今回は『 肉離れの鍼灸治療 』についてです。
肉離れは、筋肉の損傷です。
特に、全力疾走や急激なダッシュ、ジャンプなどの動作で発生します。
起こりやすい場所は、
①太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)
②太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)
③ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)
競技の特性によって、肉離れが起こりやすい筋肉があります。
スポーツ観戦をしていても、特にスプリント系の競技で同じ選手の同じ場所の肉離れを目にします。
しっかり治療をしていても起こりうる、治療と予防が大切なケガの一つです。
肉離れの経過(目安)
【 急性期 】
受傷から72時間は、RICE処置(安静にする冷やす、圧迫する・挙上する) + 固定など処置
当院では急性期から行える電気治療も完備しています。


【1~2週】
熱感・自発痛がなくなってくる時期。
温熱療法や静的ストレッチ開始。
【3~4週】
損傷した筋肉の伸ばされた時の痛みや、抵抗をかけた時の痛みが軽減していく時期。
ジョギング→ランニングを徐々に開始。
【5週~】
損傷した筋肉の伸ばされた時の痛みや、抵抗をかけた時の痛みがなくなり、動作への不安感が減少していく時期。
ダイナミックストレッチング、アジリティートレーニング開始。
急性期の肉離れの 鍼治療
急性期は、処置を優先。
1週目~筋肉が収縮する程度の強さで、低周波鍼通電療法(目的の筋肉に鍼を刺し、そこに電気を流し筋肉を収縮させる)を行います。
2週目~上記治療と共に、運動鍼と言って、損傷した筋肉を伸ばして、痛みや不安感がある角度で鍼を行います。
3週目~運動鍼をより筋肉をストレッチさせた状態で行います。 ※損傷程度や、場所などにより、治療方法は変わります。
受傷直後からしっかり治療を行う事で、
スムーズな競技復帰を目指します。

再発予防を目的とした鍼治療
再発予防~疲労や筋肉の張りや痛みを感じる箇所に、低周波鍼通電療法を行います。
肉離れを繰り返している方の中には、しこりのように固くなっている箇所がみられたり、強い筋緊張が見られる事が多いです。
そこへ鍼治療でアプローチする事で、疲労してきた時のつっぱり感の軽減や、
再発の予防に効果があると、今までの経験から感じています。
目的の筋肉へ直接アプローチできるのが、鍼治療の強みだと常々思います。
こんな方は一度当院へ
①肉離れをしてしまった方
②肉離れの痛みが続いている方
③肉離れ後の不安感が消えない方
④肉離れを繰り返してしまう方
⑤ストレッチをした際、肉離れをしたことがある筋肉に違和感・張りを感じる方
鍼灸治療で改善できるかもしれません。
ぜひ一度、ご相談下さい◎
こんなお悩みはありませんか??
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