こんにちは。
逗子市沼間にて6月より開院させて頂きました、
たかはし鍼灸院・接骨院の髙橋です。
今回は、24節気『 秋分 ( しゅうぶん ) 』のお話です。
・秋分 … 9月23日~10月7日頃
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秋分(しゅうぶん)とは、春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日のこと。
秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。これから段々とに秋が深まっていきます。
空にはモコモコとした鱗雲があらわれます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
しかし、最近では急激な気候変動で、徐々にこの言葉が通用しなくなってきてしまいましたね。
外では活発に活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃でもあり、
虫たちは秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待ちます。
そして、啓蟄(3月上旬~中旬頃)の頃に再び姿を現します。
旬のものとしては、
花は、甘い香りが漂う『 金木犀 ( きんもくせい ) 』や『秋桜( コスモス )』
野菜は、キノコの王様『 松茸(まつたけ) 』や『 里芋(さといも) 』
果物では、『 花梨 ( かりん ) 』や『 梨 ( なし ) 』
魚では、血液をサラサラにする効果がある『 鯖 ( サバ ) 』や『 鰹(カツオ) 』
などが旬を迎えます。

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この時期のお身体の変化としましては、
気温や湿度、気圧の変化の影響を受け、頭蓋骨や骨盤がいつもより閉まる傾向にあり、
頭痛や腰痛などが起きやすい時期でもあります。
その理由としては、
実際には動く実感は無いと思いますが、頭蓋骨や骨盤はいくつかの骨が合わさって構成されています。
それらの骨は複雑に噛み合う事で形を作っているのですが、
僅かずつではありますが、周期的に開閉していたりするのです。
身体はこの開閉運動の影響を受け、様々な症状が現れたりする事があります。
例えば…
頭蓋骨がキューっと閉まり過ぎると、頭痛が起きたり…
骨盤が開き過ぎると、何となくやる気が出なかったり…
といった感じです。
適度な開閉運動を促すためには、シンプルな対策がオススメ!!
旬のものを食べ、身体を冷やさない!
そう聞くと当たり前のようだとおもうかもしれません。
しかし、実際行ってみるとなかなか難しいものです。
『栄養』『休養』『運動』健康なお身体には、どれも欠かせません。
季節の変わり目は、様々な変調をきたしやすい時期です。
ちょっとした意識付けに気を付けてみて下さい。
《 おすすめ食材 》
・玄米(げんまい)
玄米には,白米にはあまりない「ビタミンB1」が入っています。
ビタミンB1は、体内で糖質をエネルギーに変えるために不可欠な成分なのです。
糖分が効率よくエネルギーにならないと,疲れやすく、イライラしたり‥‥。
お米は炭水化物。という事は糖分のかたまり。
ビタミンB1があるおかげで,お米が糖分のかたまりにならず,しっかりとエネルギーになる有り難い成分です。
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《 からだレシピ 》
・首暖(くびだん)
人間の身体には、いくつかの首があります。
『頚椎の首』『手首』『足首』『くびれのお腹』
「首」のつく部位は皮膚が薄く、太い血管が皮膚の近くを通っている為、体温を奪われやすい箇所です。
これら「首」がつく部位を温めることで、太い血管を温め、温かい血液が体内を巡るため、全身を効率的に温めることができます。
この季節からしっかりとお身体の冷え対策をしてくださいね。

たかはし鍼灸院・接骨院
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髙橋 大樹
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