こんにちは。
たかはし鍼灸院・接骨院 たかはしです。
今回は、『スポーツ障害・スポーツ外傷』について投稿させて頂きます。
スポーツ障害・スポーツ外傷、いわゆるスポーツでの怪我は、行う競技によって又は年代によって様々です。
先ずその中でも、
① 接触プレーなどによって起こる外傷
・骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷 ( 肉離れなど )
② 使い過ぎなどによって起こる障害
・テニス肘、野球肘、疲労骨折、腰椎分離症、ランナー膝、アキレス腱炎、骨端症 ( 俗にいう成長痛 ) など
の2つに分類されます。
身体の痛みという意味では一緒で、症状も似たような怪我ではありますが、そもそもの『 原因 』に違いがあります。
そして、共通して言えることが、どちらも『 日頃の練習やケア 』である程度の怪我は、未然に防げるという事があります。
1) 骨折と脱臼に関しましては、場合によっては手術が必要となる事があります。疑われる場合は、すぐに整形外科医院を受診してください。※ 外傷部位によっては、当院でも応急処置が行えますので、ご相談ください。
2) 捻挫・打撲・挫傷 ( 肉離れなど ) に関しましては、RICE処置をはじめ、電気治療、整復等を含める手技療法に加え、当院では再発予防に向けた運動療法も行ってまいりますので、ご相談ください。
上記の電気治療器 ( HVMCデルタ ~ハイボルテージ療法~ ) は、通常の電気治療器と違い、受傷直後の急性期にも施行できる
モードを搭載しているのが特徴で、当院でもギックリ腰や首の寝違え時にも大活躍しています。
急性期に使用する電流は、ビリビリと感じる事もなく「本当に電気が流れているのかなぁ」と感じる程度です。
しかし、確実に効果があり、痛みをブロックし炎症を静めてくれます。
この電気治療に加え、テーピングや包帯などで固定して安静を保つことで、治癒期間を短縮する事ができます。。
3) 使い過ぎによって起こるスポーツ障害
今回は、野球肘を例にお話しさせて頂きます。
原因 : 過度な投球動作の繰り返しによって、肘の内側に痛みが発症。
年齢 : 成長期の子供に多い ( 小学生から中学生くらい )
症状 : 肘の内側の痛み、肘関節の可動域制限、しびれなど
一般的治癒期間としましては、数週間から数ヵ月程度掛かるとされています。
もちろん、その間は投球動作は禁止となりますが、大事な試合があるからと無理をしてしまうと、『 離断性骨軟骨炎 』 『 骨端軟骨損傷 』等となり、場合によっては手術が必要となる事もあります。大事なことは、早期発見・早期治療を行うこと!
当院でも、野球肘に限らず俗に言う成長痛などをはじめとするスポーツ障害の治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。
そして、原因の根本にあったであろう、『 フォーム!!』 『 身体の使い方! 』
その改善こそが再発予防には重要になってくると考えています。
野球肘の場合、良い球・速い球を投げようとして肘に過度な負担を掛けてしまっている。
もう少し下半身を上手に使って投球出来るように、上半身 ( 特に肩甲骨の可動域が大事! ) と下半身を連動できるように
肩甲骨の動きなどを改善すること、下半身の力を上半身に伝えられるように連動性を意識したリハビリを行っていきます。
他には例として、オスグット病の場合、無理なキックフォームや、無理な走り方で膝に過度な負担を掛けてしまっている。
太ももばかりに負担を掛けていないか、下っ腹は使えているか、身体の軸がブレていないか…などなど
原因を探し、対策すれば治癒期間を短縮し、早期に競技復帰し、怪我をする前よりパフォーマンスを上げることも出来ます!
かくいう私自身も怪我をしてしまった際には、落ち込むことが第一で悲観的にも考えていましたが、
少し時間が経つと、これはある意味『 チャンス! 』
身体と向き合い根本の原因を取り除き、更にレベルアップするチャンスと捉え、リハビリに打ち込んでいました。
皆さまも不運にも怪我に遭遇してしまった際は、悲観するばかりでなく
『 ピンチはチャンス!! 』と捉え、共にリハビリに励んでいきましょう!
たかはし鍼灸院・接骨院
髙橋 大樹
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